謙虚だが一本筋が通っている人は魅力がある

前回のエントリ「集団の方が個人より優れた判断ができる」にて

「聞く」姿勢を持ち続けることが非常に大切でそれを実践することが意義ある人生につながるんだろうと思う

と書いた。

それを読み返し、改めて考えてみました。

自分と相手の境界はどこだ?

意義ある人生にする為には、「聞く」ことは必要だけど、それだけではダメです。

「聞く」ことに加えて、自らの考えや意見を常に持ち続ける事が必要だと思うんです。なぜなら、盲目的に聞いていたのでは、自分自身の軸がブレてしまうから。

自らを知る方法の一つは、他人と自分の考えの違い/境界がどこにあるかを調べる事です。しかし、これを適用するときは、自らの考えを持ちつつ、相手の言うことを聞く。そして、その人が言っている事と自分の意見とが重なる部分がどこまでで、どこから重ならないのか?を考えればよいわけです。

スタンドアロンコンプレックスではないけど、集団の中で個を特定する事は意外と簡単なのだ。自分と集団との差異によって現れる境界線こそが自分自身なのだから。
(参考:ウェブ進化論とSTAND ALONE COMPLEX

自分なりの確固たる価値観を確立する人は強い

自分という確固たる価値観みたいなモノを確立し、そこからブレずに生きる、そういう生き方を僕は魅力的だと思う。

僕は、人の言っている事ばかりに影響されている人は魅力が無いと思う。
謙虚なのだが、背筋に一本筋が通っている、そんな人に魅力を感じる。
ああ、僕は出来ていないことに憧れる。そういうところも、実は自分で好きだったりする。