思考の並列化は可能だと思う

人間学

ある特定の領域に限って言えば、思考の並列化は可能だ。

それは、問題解決テクニックの概念について
友人に伝えていたときに思った。

そもそも僕が使うようになった問題解決テクニックは
人から譲り受けたもの。

そして、それが友人へと伝わって行く。

伝達される情報量は減っているのかもしれないけど、
各人の経験値が加わり、元々の価値よりも
向上することがあるはず。

そうやって「人」は全体的に賢くなっていくのかなあ。

この現象は「思考の並列化」だと思う。

考え方のフレームワークとも言うべきものは、
一般化された状態になって初めて他人でも応用可能だ。

だから応用可能な段階になると、
「なんとか理論」
という名前で世に知られるようになる。

ただし、それが個別のケースに具体的に
フィットするかどうか？

現実は変化する中で、適応可能なフレームワークなのか
という事は常に問う必要があるね。