土を使わない農業
夕べ飲んだ人に教えてもらった、土を使わない農業。もともとは砂漠の緑化に使うためのハイテク農業だということ。砂漠で育つのであれば、どこでもできるはずということで、現在広まりつつあるそうです。この分野は全く知らないのですが、まず分かる範囲でしらべてみました。農業もいろいろな方式があるんですね。土を使わない農業。それは、宇宙で暮らす時に役立ちそうな技術だと感じます。
固形培地耕
固形培地耕(こけいばいちこう)は、土を使わずに肥料成分を水に溶かした養液で栽培する養液栽培の一手法であり、根の支持に土の代わりとなる固形培地を用いる方法である。固形培地を用いない方式を水耕栽培と呼んで区別する。
薄膜水耕
薄膜水耕(はくまくすいこう、NFT; Nutrient Film Technique)は、1%程度の緩やかな傾斜を持つ平面上に、培養液を薄く(少量ずつ)流下させる水耕栽培の一種。また、 米国ではNutrient Flow Techniqueの略称とされているが、どちらも同じシステムを指す。薄膜水耕という呼称が用いられることは稀であり、通常NFTと表記される。
培養液は循環させるため廃液はでない。水深が浅く、根への酸素供給が容易であることが特徴。
栽培槽は小さく、ベッドが軽量である事から高い位置にも設置しやすい。病害対策においては菌が限定されているものの、感染の原因となる害虫の防除方法は確立されていない。
- NFTの構造
- チャンネルと呼ばれるわずかに勾配をつけたベットの上方から、培養液を流す。流れ落ちた培養液は、一旦タンクに貯めた後、ポンプで汲み上げて再び循環させる。