ビジネス向けIMはどうなの?
企業におけるインスタントメッセンジャー市場は盛り上がるのか?
会社の社内電話にPHSを使ってます。1人1台専用で、会議室にも持って行けるし便利です。名刺にもメールアドレスと共にPHS番号を書きます。と同時にインスタントメッセンジャーも導入してます。インスタントメッセンジャーの導入には喜んだけど、圧倒的に電話とメールでのやりとりが多くて、顔を合わせての会議も減る様子がないというのが現状ですが。
とまあ、私の会社ではインスタントメッセンジャー導入でそれほど効果は出ているように見えないけれど、企業におけるインスタントメッセンジャー市場は盛り上がるのか?Japan.Internet.comで調べてみました。
ビジネス向けインスタントメッセンジャーの歴史
インスタントメッセージは、立派なビジネスツール - 1
2000年9月29日
http://japan.internet.com/ispnews/20000929/1.html
ワイヤレス IM が、オフィスツールになる?!
2001年7月5日
http://japan.internet.com/allnet/20010705/1.html
2003年は企業向け IM のビッグイヤー:Yahoo! が予測
2003年2月25日
http://japan.internet.com/busnews/20030225/11.html
Yahoo!、企業向け IM サービス強化をねらい2社と提携
2003年6月12日
http://japan.internet.com/busnews/20030612/11.html
企業はIM使用に対し、セキュリティを最も懸念
2003年7月7日
http://japan.internet.com/wmnews/20030707/4.html
MS の企業向け IM プラットフォーム、間もなく新版を正式出荷
2004年10月27日
http://japan.internet.com/busnews/20041027/11.html
企業向け IM ソフトウェア市場さらに拡大、IDC が予測
2005年10月6日
http://japan.internet.com/busnews/20051006/11.html
IM が企業におけるコミュニケーション市場を支配する
2007年6月28日
http://japan.internet.com/busnews/20070628/12.html
企業内インスタントメッセンジャーはまだこれから
流行ると言われるものが流行らなかったりすることは多いし、その逆もまたしかり。少なくとも企業向けインスタントメッセンジャー市場はここ6、7年で立ち上がってきた市場で、まだまだ可能性があると信じている人たちがいるということのようだね。
そもそもインスタントメッセンジャーはリアルタイムなテキストメッセージングが出来ることが良いとこ。テキストベースなら履歴が残るし。
加えて音声コミュニケーションが出来ればなお良い。リアルタイムでコミュニケーション出来ない場合に、メールを使えばいいわけだし。その意味でメーラーとインスタントメッセンジャーの統合は考えられる1つの融合型だと思うね。(GmailとGoogleTalkは統合されている)
音声とインスタントメッセンジャーで同時にコミュニケーションをするスタイル
内線電話の定額サービスとインスタントメッセンジャーの組み合わせに、さらにヘッドセットを加えるとコミュニケーションが楽しくなる。両手が空いたまま電話出来る快感と便利さはやってみなければわからない。プライベートでも仕事でも、これをすると楽でしょうがない。無線のヘッドセットは高いけど、有線ならかなり安くで手にはいるし、その分の効果はあると思うね。
まとめ
- 企業でのIM市場は2000年頃から始まってて、今も発展途上。今後に期待!
- 今ある環境にヘッドセットとインスタントメッセンジャーを加えることで、仕事環境が楽になる。
仕事を上手くするためのコミュニケーションツールとして、既存の電話・メールの補完的なスタンスでの導入提案が成功の鍵かな?と今回調べながら思いました。
人間集団では必須であるコミュニケーションツールが多彩になっても、コミュニケーションギャップはなくなりませんね。ツールが無いときはツールが無いことを理由に出来ますが、多彩な方法がある今、コミュニケーションギャップを埋めるために「人」の問題に踏み込んだITベンダーが出てくると鬼に金棒ですね。