競馬調教師 藤澤和雄

第51回 2007年5月15日(火)放送予定

未来を見すえる者が勝つ
〜競馬調教師・藤澤和雄

競馬界の革命児と言われる競馬調教師・藤澤和雄(55)。その独自の調教術で、次々と競馬界の記録を塗り替えてきた。10年連続の年間最多勝有馬記念3連覇、そして海外G?制覇・・・、その実績はまさに断トツだ。調教師は、馬主から預かった馬をトレーニングするほか、出走するレース選びや騎手の選択、レースの作戦にまで関わる。その強さの秘密は目先の「一勝」より、馬の「一生」を重視し、地道に練習を積み重ねること。一戦負けても、そこから馬の実力を見極め、将来に生かす。その結果が、毎年のトップクラスの成績となって現れると藤澤は言う。この春、藤澤のもとでは2頭の有力馬が大レースに挑んでいた。度重なるアクシデントが藤澤を襲う。だが、藤澤は大胆な決断で、勝負のレースに立ち向かっていく。勝つか負けるか。厳しい世界を生き抜いてきた藤澤、その最強の流儀に迫る。
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調教師 藤澤さんは番組内でこう言う。

全ての馬には才能がある。

だから全ての馬を見捨てない。

これは、馬を人に変えても当てはまるんだろうな。馬という「命」と向き合う藤澤さんの姿勢は、人と向き合う時のあるべき姿勢とまったく変わらないんだなと感じました。その真摯な姿勢が、僕が競馬に持つイメージとはかけ離れていて。。競馬も良いものだな。

全ての命は奇跡に近い確率で産まれてきているし、全ての人もそれぞれ何かしら才能があるんだろうと思う。いやそう信じたいのだと思う。自分にも何か才能があるんだとね。

命と向き合う時、人と向き合う時、全てのコト・モノに対峙する時、自分の心を常に素直な状態を保ちたい。