自分探しの方法

ロールモデル思考法を学んだ時、自分という個を特定する為に「他人と自分の境界を丁寧に探ること」との共通点を得ることが出来た。自分の好きを探すというプロセスの中で、自分が惹かれた事(What)に着目して、なぜそれに惹かれたのかという理由を丁寧に探すのがある。それこそ、自分の考えと他人の考えの境界を見いだす手法と同じだと思う。
等しく情報が得られる今は、自分という個が大衆に埋没しやすい環境にある。これは、同じようなインプット情報を得ることで出力される考えは大概が同じようなモノになるからだ。同じコミュニティにいる人間は、似たような人間になる。ということは、自分のアップデートをしなければ、コモディティ化する、大衆化してしまうということだ。従って、自分の好きを見いだし、その組み替えを行うことで、自分の中の処理機構を意識して組み替えをする必要ががある。
その事に気づいてはいたものの、どうすれば自分の中の処理機構を変えていけるのか、具体的な手法が分からずにいる。今、できる一つの方法として、自分の書斎をネット上に持つことから初めてみる。自分専用のプライベートはてなグループを作成し、興味のあるテーマ毎にトピックを立て、それに関する情報をアップしていく。アウトプット可能なレベルにまで情報をインプットした後、はてなグループ内の日記、もしくはこのはてなダイヤリーにアウトプットし、そのリアクションを得ることが出来れば、さらにトピック掲示板にリアクションとして書き込みをする。それを元に、アウトプットのアップデートを繰り返す。テーマはロールモデル思考法に基づき、自分がサバイブ出来るように、都度、組み替えを行う。このような事をして、何が起こるのかは分からないが、少なくとも自分のサバイブ確率は向上するはずだ。ウェブ時代をゆくを読み、このような事を考えるわけだが、おそらくはこのような事を考え、実行している第3者はいる。次は彼らとの勝負の始まりであり、楽しみもある。

自分の書斎としてのはてなグループ。そういう使い方をしてみようと思う。