好学

「高校生が感動した論語」より心に響いたところ

子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者

何事によらず、対象をただ知っているという段階は、それを好きになるという段階にはおよばないね。しかし、好きという段階も、まだ対象から距離を置いている。好きを通り越して楽しむという段階にまで達すると、対象と一体となった至極の境地と言えるだろうね。

高校生が感動した「論語」p.53より

論語」は高校のときに漢文の授業で学んだことがありますが、ほとんど覚えていない。しかしながら、いろいろなところで論語の考え方には触れていると思う。原文で素読が王道のようですが、まずは訳文を、しかも親近感のある訳文で読める本著は素晴しい。著者の教師の経験から楽しく読める。そんな論語です。もっとよく知りたくなったら、原著を当たったり、様々な訳を楽しんだり、論語の入り口には良いのではない?素人の私はそんな印象を持ちました。