創造的なエンジニアのための働く環境とは(1)を読んで

インフォテェリアUSA社長 江島さんのブログで共感できた所を抜粋。エンジニアとして生きる選択をしなかったけど、とても気になる内容。

僕はコンピュータサイエンスの世界で生きる前に、根本的に間違った考え方をしていたようです。それは、

「自分は概念だけをポンチ絵か何かにして、そのイライラするデバッグという作業を抱えた、コーディングというもどかしいプロセスを別の人にやってもらおう」

ということを最初から考えていたこと。そんなことが出来る人は、僕よりずっとスマートな人であるはずだし、そんな人は僕の上司になるべき人なんだ。

「思いついたことを誰かにやらせれば良いモノができるんだったら苦労はない。」

これもその通りで、誰かにやらせてイメージ通りのモノが出来たことなんて一度もない。自分でやっても、イメージ通りのモノにはほど遠いモノになることがある。そんな簡単なことがなぜわからなかったのか。。。くやしいなぁ〜。

「戦略というのはアイデアそのものじゃなくてこの過程にこそ埋め込まれるんじゃないか。神が宿るのはアイデアじゃなくてディティールなんだよ。」

イデアなんて大してことはない。アイデアを実現する為に何をどうするか、そのディティールが大事なんだという江島さんの指摘について、考えを改めたい。