テレビで放送されたコンテンツはパーマリンクが無いことが問題

イデアについて良く聞くネタ

「全く新しいアイデアは存在しない。全く新しいアイデアと思っていても、実は既存のモノの組み合わせで説明可能だ。」

というのがある。今回のエントリは現象から導き出した一つの仮説です。皆さん、どう思いますか?

起こったこと

最近、GWにこのblogで起こった出来事について考える事が多い。それは、何でこの前のエントリはこんなに注目されたのか?ということです。そして、ついにひらめいた。多分、多くの人は思いついて、何らかのアクションをとっているだろうけど、僕が自ら体験して、思考して出てきたこととして、新しくは無いだろうが記しておこう。な〜んだ、という方はゴメンなさい。

テレビのパーマリンク問題

それは、「テレビで放送されたコンテンツはパーマリンクが無いことが問題」なのだということ。

パーマリンクとは?
ブログの記事一つひとつに割り当てられたURL。パーマ(perma)はパーマネント(permanent:永続する)の略で、記事が増えたり構成が変わったりしても変化しない固定的なリンクという意味。(IT用語辞典より)

今回、NHKで放映された「プロフェッショナル 仕事の流儀」における茂木さんの特集自体に話題性があったのは、間違い無い。しかし、テレビで語られた内容について、議論を展開しようとしても、引用元としてのパーマリンクが存在しない。従って、都合よく存在した「番組内容がほぼ網羅されたblog」が注目され、アクセスが急増。内容についてブログのコメント欄にて議論が発生し、加えてトラックバックによる派生エントリーが発生。しかし、本エントリへのアクセスは持続性に欠け、1日〜2日でblogへのトラフィックは急速に収束していく。こういうストーリーが見えてくる。

現在のテレビ番組は映像コンテンツのみが存在し、テキストベースの情報と、番組の放送日別のパーマリンクが存在しない。それが問題なのだ。したがって、映像コンテンツはコピーされ動画共有サイトにアップされる。そこにはパーマリンクは存在している。しかし、映像中で語られた音声を文字化した情報は無い。これはビジネスチャンスになるが、権利関係の問題も解決する必要がありそうだ。
blogによる口コミマーケティングは専門では無いので、素人考えだが、口コミにおいて各人が自分のメディアで「引用できる」ことは大前提だ。メールやブログで「口コミ」したくても、何かしら引用できるコンテンツが映像・音声・画像・テキストのどれかで用意される必要がある。テレビはその用意ができていないのだ。

今後の展望?

テレビ局が作成するコンテンツは、素人が作成するコンテンツに比べ、お金をかけている事やその道専門の人々が作成に携わるだけあって、やはり全体的にクオリティが高いと思う。この強みをより活かし、コンテンツの利活用に積極的に取り組んで欲しい。
って、最後はやっぱり考えが浅いですね。。反省!