今日は「プロフェッショナル・仕事の流儀」を見て、シリコンバレーを感じよう

NHKでやってる番組。以下、今日の分の説明。

第43回 2007年3月1日 放送予定

シリコンバレー、疾風怒濤(しっぷうどとう)

〜技術者・渡辺誠一郎〜
世界中から超一流のエンジニアが集うハイテク産業の聖地・シリコンバレー。その中で生き抜く日本人技術者・渡辺誠一郎(56)の仕事を追う。
もともと、日本で働いていた渡辺だが、一念発起し46歳のとき、この地にベンチャー企業を立ち上げた。世界初の高速無限連写機能を誇るデジタルカメラの心臓部や、ハードディスク・ムービーカメラのコア技術を生み出すなど、高い評価を得てきた渡辺。現在、ベンチャー企業のCTO(最高技術責任者)として、競争が熾烈(しれつ)な半導体業界の荒海をこぎ続ける。
シリコンバレーでよく使われる言葉は、「ブレイクスルー」ならぬ「マドルスルー」。出口が見えない泥の中をもがき続けながら、解決策を見つけるという意味だ。
今、渡辺は“破壊分子”と呼ぶ個性的な部下たちと、デジタルカメラの新しい楽しみかたを提案した、ある新規機能開発の「マドルスルー」に挑んでいる。
国際見本市までの1か月に密着し、熾烈な技術開発の裏側を描く。
http://www.nhk.or.jp/professional/

この番組はおもしろい。茂木さんの司会ぶりはあまり好きじゃなかったんだけど、著書を読むと実はすごい人だということが分かってから、更におもしろくなった。今日の渡辺誠一郎さん、JTPA,SVJENに参加されてて、SVJENで講演された時の内容がSVJENのHPにアップされてる。
http://www.svjen.org/services/ts/03.html

その中から、おっ!というところを抜粋。

自分の技術のアプリケーションを熟知すること

コアテクノロジーが何に使われるか、そしてまたエンドユーザーは誰で、究極的にエンドユーザー達は何をその製品に求めているか、この観点から自分たちの持っている技術を見直さなければならない。自分たちの顧客と張り合えるくらいの知識が必要がある。

情報交換ができる顧客を持つこと

顧客とのやり取りで、それを学んでいくことも大切。そういった意味ではパートナーとなりうる顧客、情報交換ができる顧客を持つことも非常に大切である。

アメンバーの固い結束は必要不可欠

スタートアップ企業には何が起こるかわからない。日々降りかかる困難に立ち向かい、結果を出していかなければならない。そのためには、やはりコアメンバーの固い結束は必要不可欠である。同時にコアメンバー達は起業家マインドを持たなければならない。

結果重視

どんなことが起きても、言い訳ではなく結果を出すことが重要、結果が得られなければ会社の存続も危うくなる。

既存の枠の外で考え、実行に移す

大企業の組織の中で組織に適応しすぎた人々には、この概念は受け入れがたいかもしれない。大切なのは、既成概念をこえる努力をどこにいても常にすることである。

ん〜、番組が今から楽しみ。